最近よく耳にする「終活」という言葉。
親ならともかく「私にはまだ早い」と感じる方も多いと思います。
その一方で近年では、20代、30代の若者の終活への関心が高まっているという調査結果もあります。
そこで、30代おひとりさまの私が、実際に取り組んでいる終活のやることリストを紹介します。
具体的に何をするのかイメージがわくので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
20代、30代の若い人の終活で必要なこと

終活でやることは、基本的に年齢・性別問わず同じです。
ですが、若い人だと自分の介護やお葬式のことは想像しにくいもの。
かと言って考えなくていいというわけではありませんが、もっと大事なのは、終活は「死んだ後を考える」だけではないということ。
人生の最期まで、自分がどう生きたいかを考える側面があるのです。
若い人は、後者に重点をおいて取り組むことをおすすめします。
「もっと〜〜すればよかった」と後悔して死にたくない!という気持ちは、人生をより前向きに歩む後押しになります。
20代、30代の若い人の終活でやることは5つ

いきなりお葬式やお墓のことは考えにくいですし、考えることによって気が滅入ってしまっては本末転倒です。
まずは、日々の暮らしの延長線上で考えられることから取り組みましょう。
若者の終活でやることを5つにまとめました。
- 身の回りの不用品を片付ける
- お金・デジタル資産を整理する
- 防災の延長で入院や介護に備える
- 老後の生活について考える
- やりたいことをやる!!!
具体的にみていきましょう。
終活やることリスト1:身の回りの不用品を片付ける

「生前整理」や「老前整理」という言葉がありますが、若い人でしたら「断捨離」や「捨て活」、あるいは「ミニマリスト」という言葉の方が聞きなじみがあるかもしれません。
正直、呼び名はなんでもいいのですが、まず取り掛かってほしいのは身の回りの片付け。
もし、使っていない不用品を溜め込んでいる状態ならば、すぐに部屋を見直してほしい…!
あなたの身に何かあったとき、家族は必要なものを見つけられないし、雑多にものがありすぎるとどれがあなたにとって大事なものかもわかりません。
それ以前に、自分でもどこに何があるか把握できていないと無駄な探し物時間が増えて不便ですよね。
普段から部屋を整理整頓しておくだけでも、万一のときに家族にかかる負担を減らすことにつながるのです。
やること例
- これからの生活に不要なものは手放す
- 手続きに必要な通帳や印鑑等はまとめる
- 思い出品は箱に収まる分だけに厳選する等
終活やることリスト2:お金・デジタル資産を整理する

銀行、証券口座、クレジットカードなど、お金の管理はできていますか?
近年では、〇〇Payなどの電子マネーやネットバンク、NFTなど、見えないお金の取り扱いが増えています。
これらデジタル資産は、高齢の方よりも若い人の方が利用割合が高いのではないでしょうか。
もし自分の身に何かあったとき、この見えない資産を誰かに引き継ぐ必要が出てきますが、スマホやPCで管理しているため、アカウントにログインするためのID・パスワードが必須。
放置していると年会費の自動引き落としが停止できなかったり、資産があるのに出金できなかったりするので注意が必要です。
特に個人のスマホのパスワードロック解除は、利用しているキャリアに問い合わせても原則対応できません。
防犯面も考慮しつつ、代わりに誰かが対応できる準備が必要です。
やること例
- 口座は最小に、未使用のものは解約しておく
- エンディングノートにパスワードを記載する
- 信用できる後見人を決め連絡先を記載する等
終活やることリスト3:防災の延長で入院や介護に備える

生きていれば誰でも歳をとるし、病気や不慮の事故に遭ってしまうこともあり得ますよね。
急な入院やいずれ訪れる介護のことも考えておく必要があります。
でも、考えたくない気持ちがあるのも自然なこと。
そんなときは、まずは防災の延長として自分の入院や介護に備えてみてはいかがでしょうか。
私のように一人暮らしの場合、家族が来てくれたとしても普段の自分の暮らしはわかりません。
ましてや心配と不安な気持ちの中、あれもこれもお世話をする心の余裕もないでしょう。
それなら防災も兼ねて、お泊まりセットや貴重品、大事な家族写真などは自分でリュックサックにまとめておくと、周りの人も自分も助かるでしょう。
何も起きなければそれでよし。
でも備えあれば憂いなしです。
やること例
- 取り出しやすい場所にお泊まりセットを備える
- 服用している薬や病院はメモしておく
- 余裕があれば延命治療の意思をエンディングノートに記載
終活やることリスト4:老後の生活について考える

退職したら年金だけで生活できるのだろうか。
子どもが成人するとき自分は何歳?
ずっとおひとりさまだったら老後は施設に入るのだろうか。
人それぞれ家族構成や生活環境が違いますが、共通するのは、ある程度のお金の蓄えが必要ということ。
実際に、私はうつ病で働けなくなり、2年近く収入がなくなった経験があります。
減る一方の銀行の残高を見て、このままでは生きていけない!と感じるとともに、会社に頼らずお金を稼ぐ手段やふやす知識を得ることの重要性を痛感しました。
「投資は怖い、わからない。」とも言っていられない。
悲観的になる必要はありませんが、働けなくなるリスクも考えたマネープランも大事です。
やること例
- 最低限いくらあれば生活できるか把握する
- お金の知識をつけ固定費削減&収入の柱を増やす
- 少リスクで早く始めるほど有益なNISAなどを検討
終活やることリスト5:やりたいことをやる!!!

終活でもっとも大事なのは、やりたいことをやることです。
死ぬときに多くの人が思うのは、「もっと〜〜しておけばよかった」という、やらなかったことに対する後悔。
いつ何が起こるかわからない世界で、100歳まで生きられるかもしれないし、明日死ぬかもしれませんが、間違いなく言えることは、いつか、必ず最期が訪れるということ。
親や友人、そして自分もです。
残念ながらそれは事実なので、過去に捉われず、未来を悲観せず、今この一瞬一瞬を精一杯生きる。
それに尽きるのではないでしょうか。
私自身、「やりたいけどお金がない、時間がない」などと言い訳している時間はもったいないと自分に言い聞かせ、今したいこと・できることをやるようにしています。
この連続が暮らしを整えることであり、残りの人生をつくっていくこと。
そう考えると今生きていられることがとても有難いと感じられるようになりました。
やること例
- 死ぬまでにやりたいことリストを考える
- 本当にやりたいことに命(時間)を使う
- 大事な人に感謝の気持ちを伝える
終活に役立つエンディングノートやサービスを紹介

エンディングノートを書くことに抵抗があるなら無理に書かなくてもいい。
でも、情報を1箇所にまとめておくことは自分の気持ちの整理や家族の助けになります。
興味がある方は見てみてください。
おすすめはこの2冊。


まずは、部屋を片付けよう!という方は、不用品をまとめて段ボールに入れて送るだけの宅配買取が便利です。

お金の知識をつけたい方は、オンラインのマネーセミナーが手取り早いです。
本やYouTubeは一方的ですが、気になることをお金のプロに質問できるので無料体験してみるのもあり。

終活は自分とたくさん向き合うものなので、無理はせず、できることから始めてみてください。
終活に関する情報が知りたい方はTwitterもフォローしていただけるとうれしいです。
2023年はエンディングノートの書き方講座もスタート予定です!
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